エンジニアリングマネージャーになってから守っているたった3つのこと

この記事は Engineering Manager Advent Calendar 2018 5日目の記事です。

2018年10月にEM(Engineering Manager)なりました。

たった2ヶ月しか経過しておらず、何一つ成し遂げることができていないので、エンジニアリングマネージャーになってから守っている個人的なことを3つ紹介しようと思います。

やっていることは、この3つです。

  1. 規則正しい生活を送る
  2. スキルを身につけ続ける
  3. 可視化してデバッグする

1. 規則正しい生活を送る

これが一番大事だと思っています。というのも、これから挙げる「スキルを身につけ続ける」も「可視化してデバッグする」も、規則正しい生活を送ってメンタルもフィジカルも健康でなければできないと考えたからです。

具体的には僕がやっていることは以下の2つです。

  • 毎朝出社前にジムで運動する
  • 早ければ22時、遅くても24時には寝る

ジムにはエンジニアとして働いていたときから通っていたのですが、マネージャーになってから毎日通うように切り替え、毎日通えるようなトレーニングメニューに切り替えました。

また、エンジニアとして働いていたときは家に帰って夜遅くまで調べ物をしたり、コードを書いたりしていて気がついたら朝日が。。ということが多々あったのですが、それもきっぱりとやめて早く寝て早く起きように切り替えました。

2. スキルを身につけ続ける

10月からMobileチームという、iOSAndroidのチームが統合されたチームのマネージャーになりました。エンジニアとしてはiOSをメインにバックエンドやWebをやったりしていたのですが、Androidの経験はありません。

しかし、なにもやったことがない状態ではAndroidのチームメンバーから信頼を得ることもできません。なのでAndroidやKotlinの基本的な知識を学んだり、Pull Requestに目を通したり、リリース当番を担当するなど、少しでもその時間を取ってメンバーにも見えるようにしています。

マネージャーとしてコードを書くことは最優先のタスクではないので、周りに色々とカバーしてもらったりしながらも、少しずつ学ぶようにしています。

メンバーの30%が英語しか話せないメンバーなので英語もに学んでいます。

どちらも簡単に向上するスキルではないのですが、向上させる努力をしています。

3. 可視化してデバッグする

以前、プロジェクトリード観点でプロジェクトをリードする前に読みたかった本という記事を書きました。ブログの内容としてはエンジニアリング組織論への招待がオススメ&可視化大事OKR本がオススメの2つを書いたつもりです。

さて、記事の中でこんなことを書いていました。

プロジェクトマネジメントや人とのコミュニケーション全て含めて「エンジニアリングだったんだ」というなんとなく気づきながらエンジニアリングと線を引いていた自分には目からウロコというか言われるまでそう認識することができませんでした。

EMになってからもこの視点は変わっておらず、組織やPJのデバッグを意識してやるようにしています(まだうまくできているわけではないです)。

これは決して機械のように人を扱うという意味ではなく、課題が出てきたときにログを取ったりすることで可視化して何が原因なのかをデバッグして解決していく、という意味です。

課題の原因をファジーにしてしまいがちなので、言語化やビジュアライズでなるべくそうならないように心がけています。

基本的なことではあるのですが、メンバーとのprivateなGoogle Docsを用意して、1on1で出てきた課題には必ずNext Actionを設定して、次の週に回答できるようにしています(Next Actionが実行できていないことがたま〜にあるのが改善点)。

実際に開発を行うエンジニアの代わりに、組織の課題をデバッグするのもマネージャーの役割だと認識しています。

まとめ

  1. 規則正しい生活を送る
  2. スキルを身につけ続ける
  3. 可視化してデバッグする

以上3つでした。

この中でもやはり 1. 規則正しい生活を送る が一番重要だと思っています。1on1できちんと真摯に話すことはメンタルがしっかりしていないと難しいです。1on1が少ししんどい、と心の中をよぎったときは、18時くらいに帰って21時に寝たりしています。

EMも健康第一!